1930年代・J A Walker Of Alnwick Salmon14’ #8〜10(11)メール |
||||
|
||||
ハーデイと同じ仕様のロック・ファースト・フェルール、スぺイ・キャステイングでも抜けることがありません。このモデルはその中でもデラックスなタイプで、スパイク付です。フェルールはかなりしっかりと差し込むことが出来ます。 | ||||
ブラス・バットエンド部分にJA Walkerと Alunwickの文字が彫り込まれています。 ラバー・エンドが僅かに経年による劣化が見られますが、現状での使用に支障はありません。
|
||||
ロゴはフル・レストアーを行った人が書き込んだのではないかと推測しています。一般的にJAウオーカーはロッドに名前が入っていません。 | ||||
スレッドの断裂などは見られません。ストリッピング・ガイドは新しい時代のメノウ又は人造メノウ・リング・タイプが取り付けられています。ハーデイとほぼ同じブリッジ・リング・ガイドは錆がほとんど見られません、大変綺麗な状態です。錆を落とすレストアーがされた可能性が高いと推定しています。 | ||||
トップ・ガイドはオリジナル状態と推定される当時のオレンジ・メノウ・ガイドが付いています。フェルール・キャップは2個揃って付いています。フェルールの差し込みはしっかり入ります、気になるほどのがたつき音は感じられないと思います。 | ||||
英国に於いてフル・レストアーが行われています。各部の長さが異なる事から下記のように推測しています。 バットに比べてミドルは+25mm、テイップの長い方+8mm、短い方ー5mmです。バットはオリジナルであることは間違いないと思います。バットと短いテイップがオリジナルものであり、もしかするとミドルと長いテイップは他のjAウオーカーのロッドから補充した可能性も考えられます。 尚、短いテイップの方が先端部分が長いテイップより太くなっています。フル・レストアーのお陰で使用するロッドとしてはかなり良好な状態になっていますが、ご購入に際しては上記のような推定をご考慮ください。 |
||||
|
||||
|
||||