1929年ハーデイ・ポープ・ドライ・フライ・ロッド10‘#6〜7メール |
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グリップの状態は良好ですが、グリップ・下端部に英国の古い時代のフライ・フィッシャマンの癖でフック・キーパーが付いているにも拘わらずコルク下端にフライを掛けた為に小さな欠落部が見られます。実際の使用には支障はありません。アップ・ロック・シートの為、シート下端部に若干のスペースが生じます、その部分に指を添えて軽いダブルにも使用できます。 | ||
シートの状態も良好です。しばしば見られる事ですが、ウッド・スペーサー付きシートに埋め込まれたスピアーが抜けなくなります。ウッドが膨張するためです。このモデルも抜けません、そのため価格が安価になっています。 フェルール付いたプッシュ・ピンはメス付けられた穴に入ってフェルールが抜けないようになります。 |
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ブランクは大変綺麗な状態で傷などは見られません。一人のオーナーが持っていたロッドで、使用頻度はそれ程多くないと推測されます。ストリッピングには状態の良いクリヤー・メノウが付いています。インターミデイエット・ラップも巻き幅も狭くデラックスな仕上げになっています。艶消しの落ち着いたマッド仕様のようです。 |
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フェルールの差し込みにがたつきは見られません。レインフォード・タイプのメス・フェルールの穴にオスのプッシュ・ピンが入り抜けないようになります。トップ・ガイドはクリヤー・メノウ、フェルール・キャップが付いています。 |
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1929年ハーデイ・アングラーズ・ガイド |
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正にこのロッドの作られたハーデイの1929年のアングラース・ガイドが手元の資料にありました。このロッド名が付けれた、当時の英国の著名なフライ・フィッシャマンだったと思われる”W.H.Pope”の解説が書かれていました(W.H.Popeに付いてのデータはありません、推測です)。 |
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