1970年代ミルブロ・TRUフライ9’#5〜6メール | ||||
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ミルブロは当時のかなり大きな釣具総合販売会社でカタログから見るとフライから海までのあらゆる商品を取り扱っていた英国・スコットランドのメーカー。 当時は未だソリッド・グラスが一般的なロッドに多用された時代なので、チューブラー・グラス・モデルのこの“TRUフライ・シリーズ”は下記のミルブロのカタログ(年代不明)にも掲載されており当時としてはデラックスなモデルに分類されています。このロッドの年代は1960年代の終りから1970年代の初めではないかと推測しています。 |
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バンブー・ロッドの意匠で作られた初期のグラス・ロッドらしい重厚なブロンズ・カラーのリール・シートが付いています。フットの長い多くのアンテイーク・リールでも一般的にご使用になれます。フェルールにもがたつきを抑えるラバー・リングがセットされて居る事からもバンブーを作る職人達の技術が注入されている事が類推できます。古い時代の栄光製品の特長である奥深い作りが醸し出す手作り感が特徴です。 | ||||
ロゴ・マークのラベルも全てが綺麗な状態で残っています。尚画像ではバットとテイップの一部に傷のような白い線が映り込んでいますが実際には傷などはありません。綺麗な塗装面です。 |
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一般的にかなり使い込まれたモデルの多いいグラスロッドとしては使用頻度の少ない事から大変綺麗な状態です。 ブランクには目立つような傷は見られません。ラッピング・スレッドの断裂や塗装面の剥離も無いようです。全てのガイドの光沢も残っていて錆などは見られません。使用頻度の少ない事が推測されます。ストリッピングガイドはアンバー・カラーのメノウと推測されます。 |
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フェルールは確りと差し込み固定されます。トップ・ガイドはストリッピングと揃いのメノウの可能性が高いと思われます。全体的に当時としては若干高級なパーツ類が取り付けられています。使用頻度少なく丁寧に使用された事がオリジナルのラバー・フェルール・キャップが付いている事から推定できます。 |
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