ヘドンは1907年創業、1958年にはバンブー・ロッドの製作を停止したアメリカを代表する釣り具の総合メーカーでした。人気のへドン・バンブー、スエル・バット・デザインが生み出すシャープなアクションは現代のロッドにも通じています。このモデルは#10・ブルーウオーターで1934年〜1952年まで製造されていた大変美しいロッドです。シートの形状やラッピング・カラーから1940年〜1948年の間に製造されたモデルと推定できます。
適合ラインは#5がメインで#6と#4も使用できます。どなたでも違和感なくご使用になれるスムースなアクション。渓流から中流域までの釣りに対応できる万能モデルです。重量180グラム、グリップの全長は17.5cm。グリップ上端部の対面外径約10.4mm、トップ・ガイド下の外径約1.8mm。当時最新のステンレス製と思われるユニークなシートとフェルール、これらの機能性は勿論へドン・ロッドには凝った作りを見る楽しみもあります。ストリッピングはニッケル・フレームのメノウ・リング。素早いアクションは日本の渓流の万能ロッドになります。3ピース、2テイップ、状態はかなり良好です。外観から見ると使用頻度もそれほどないようですし、年代から考えると状態の綺麗さが目立ちます。本職の手による(もしくはメーカーによる)レストアーが行われた可能性もあるかもしれませんが確かではありません。オリジナル・ダンボール・ケース(キャップが紛失、もしかすると他のロッドのものかもしれません)と布ケースが付いています。 当店お問い合わせ番号SA787。グレードは¥39,960(税別¥37,000)
ロッドの状態がかなり良好です。使用頻度もそれほど多くないようです。オリジナルの状態です。*画像一番上のバット・メス・フェルール部分にがたつきが見つかった為、取り外して再接着・巻き直し・再塗装を行いました。オリジナルとの差異を識別することはできないと思われます。