JJハーデイ・ロッドは右の写真のハーデイーの創始者、ジョン・ジェームス・ハーデイの名を冠するトライアンフ、ホートン等と並ぶハーデイの名竿の一つです。
彼は当時のキャステイング・チャンピオンでもある卓越したトラウト&サー
モンのフライ・フィッシャマンでした。
下段のハーデイ・アングラーズ・ガイド1937年版に見られる如く、モデルにはNo.1のドライ・フライ・ロッドとNo.2のウエット・フライ・ロッドの2タイプがあります。このモデルはロッドに#1と表記されているドライ・フライ・ロッド用です。当時のドライ・フライ・フィッシングは現在とは異なる釣り方であったと推測されますので単純に比較は出来ませんが、ハーデイのアンテイークとしてはかなり柔らかくかつ張りがある申し分のないアクションです。
年代はシリアル番号が当店の資料に見つからない特殊な番号ですが(ロッドも当時のフライを楽しむ階級の人々ならではの特注の可能性があります)、ほぼ1920年代という推定は大きくは間違っていないと思われます。
ロッド重量約210グラム、バット・セクションのグリップ上端部対面外径約11mm、トップ・ガイド下端部対面外径約1.8mm。フェルールはハーデイ・ロック・ファースト・タイプ。ガイドはブリッジ・リング・ガイド、トップとストリッピングはハーデイのクリヤー・メノウの組み合わせです。ほぼ100年を経たアンテイークとしては状態はかなり良好で、奇跡的とも思えるほどオリジナルの状態を保っています。スレッドの断裂は見られません。一部、微小な塗装面の縮み皺が見られますが目立つほどではありません。ブリッジ・リング・ガイドにわずかな錆が見られますが使用上大きな支障とはならない程度です。
3ピース・モデルでショートなどのない2テイップが揃っています。スピアーも付いているので、当店オリジナルの”スピアー用エクステンション”が取り付け可能で。使用上問題はありませんが古い時代のアンテイーク・ロッドにしばしば見られるフライ・フックをグリップに止めた為、シートとの境目部分が僅かに欠落しています。布ケースの他に、この年代のロッドとしては大変貴重なオリジナルのアルミ・ケースが着いています、数か所大きな凹みが見られますが収納には支障ありません。
この状態は年代から考えると非常に良好と言えます。状態と言い、JJHardyが開発に関わったことと言い(些少かもしれませんが)、ハーデイ・アンテイーク愛好者の方にお勧めのロッドです。 当店お問い合わせ番号 SA773。グレードは
¥65,880(税別¥61,000)