年代とライン・ウエイトは当店の資料・仕様とうからの推定です。もしかしたら1940年代後期のモデルかもしれません。ラインの指定はロッドには記載されていませんが多分HDH又はHEHではなかったかと推測します。これは現在の#5〜#6該当しますので#6でも振ることが出来ます。当店でロッドを振った印象では#4〜5が最も適したサイズと推測しています。ロッド自重約170グラム。ラインは#3でも振れるほどデリケートなアクションです。このロッドは現代のデリケートなアクションに近いロッドですので、どなたが振っても違和感なくキャステイングヲお楽しみいただけます。ロッドに張りを持たせるフレミング(トンキン・バンブーを割った素材の状態のとき火を加えて水分を抜きます)が施されています。
状態はかなり良好です、一部の防水上塗りを除けばオリジナル状態です。サウス・ベンドの特徴であるグリップの親指が抑える部分の凹みの上のロゴ・シールが残っています。ストリッピング・ガイドは美しいオレンジのメノウ・リング付です。人気の高い3ピース・2テイップ、オリジナルの布ケースとアルミのロッド・ケース(この年代ではこのようなケースが付いていないのでオリジナルでないと思われます)付き。当店お問い合わせ番号SA419。グレードは \38,850(税別\37,000)
バット・メス・フェルールの脱着とラッピング、塗装を行っています。全てのラッピング部の防水上塗りを行いましたがほぼオリジナルの状態です。