1970年代・Leeda マグナム・サーモン・リール・4’ワイドメール


 

Leedaと言うブランド名についての詳細は不明ですが、メーカーではなく英国の釣具販売会社ではなかったかと思われます。年代・メーカーやリールの由来等は当店の推測です。

この当時としてはかなり機能的なこの大型サーモン・リールはイントレピットやJWヤングで製造されたモデルでがないかと推測しています。雰囲気や仕上がりのグレードが高い事からサイエンテイフィック・リールと同じメーカーの可能性有ると思っています。

4インチながらコレクターの人気が高いスプールの内幅が約34mmと広い所謂ワイド・スプール・タイプです。外観より大きなライン・キャパシテイーを持ち#8〜#12(ラインの仕様によっては)程度までのラインを巻く事が出来ます。スプールにサミングを掛けやすいアウト・スプールと相まって、デイスク・ドラッグの効きもかなり確りと働くので大型サーモンの引きに対応できそうです。

このリールには状態のかなり綺麗で使用頻度の少ないWF10/11Fと推定されるフライ・ラインがバッキングの下巻きと共に巻かれています。このままでご使用が可能です。

アンテイークのサーモン・リールとしては使用居頻度もそれ程多くないと思われます、状態はかなり良好です。左右両用です。当店お問い合わせ番号SB555。リールの状態は¥20,900(税別¥19,000) 

機能的には問題が無いので、検証の折に汚れを落として古いグリスを外して新しいものを注入しました。

このモデルは右巻きに設定されていますが、左右の交換はシャフトに差し込まれたメイン・ギャーの天地を逆にすることで左巻になります。

内部の状態もかなり綺麗な事が見て取れます。

スプールの表面と内側に英国のオーナーがラインの説明を記入してあります。

リール重量約290グラム、スプール外径約102mm、内幅約35ミリ。リール裏面のデイスク・ドラッグ調整つまみも確りと機能しています。

リール・フットはアンテイーク・リールらしく長さが約71.5mmと若干長めです。

幅は約14mmです、1930年代のブラス・フットではないので現在のサーモン・ロッドには殆ど固定できると思われます。

 


05/18/2022
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