ヤング&サンの始まりは19世紀初頭、あのレデッチの地から、リールを作り続けてきました。その間、幾つかの会社との離合集散を重ねながら、ヤング・リールは手を抜かない頑丈な作りのイギリスらしさに溢れたリールを作り続けてきました。残念なことに数年前に会社がなくなってしまいました。スプールや本体に多くの穴を開けているモダーンなリールとことなりあくまでもクラシックな外観、まさにバンブー・ロッド時代の申し子とでも言えるリールでしょう。フットが特別肉厚ではないので(それでも、デザイン重視の華奢なシートには入らない場合がありますので、本格的なスペイ用の大き目なシートでのご使用をお勧めします)。1970年〜80年代の製作と推定されます。
リール各部のサイズはスプール外径約63mm、スプールの幅約13.6ミリ、リール本体(フレーム部)の外径約75mm。リール・フットの長さ約69.2mm、幅13.1mm。リール重量は約155グラム。世界中で最も人気の高い#2〜3ライン用フライ・リールです。現在、JWヤングのリールもかなり品薄となっており、特にこの最小サイズの3”は今ではかなり貴重なモデルです。
使用頻度もそれ程多くないようでクリック等の効き目などはかなり良好です。リールの外観にも大きな傷等は見られません。実際の釣りには使用され事がなく釣具店の陳列やテストに使われた程度の使用ではないかと推測しています。ハンドルは左右交換が可能す。当店お問い合わせ番号SB399。グレードはリール本体の状態がかなり良好な事から ¥16,800(税別¥16,000)