1950年代へドン・ボブ・ホール9’#6−7メール

ヘドンは1907年創業、1958年にはバンブー・ロッドの製作を停止したアメリカを代表する釣り具の総合メーカーでした。このボブ・ホール・ロッドが含まれるモデル#35は1924年〜1955年まで製造されていたようです。仕様等から第二次世界大戦後のモデルと推測されることから1950年と記載してあります。1938年から35シリーズにT-35と呼ばれるトーナメント・ロッドが3年間だけ製造されており、このロッドにもそのデザインが生かされているのではと推測しています。尚、ここに記載された年代やメーカー、由来等は当店が知る知識からの推定ですので間違っている場合がある事をご考慮ください。

このロッドは一般的なアメリカのロッドとしては若干硬めのアクションで、アメリカ西部向けに製造されたモデルではないかと推測しています。#6−7をメインに#8にも対応できるので、本流や中小の止水器での釣りに適しています。それでもアメリカ製の特にヘドンのモデルなのでテップが抜けるような軽快なアクションををお楽しみ頂けます。

ロッド重量約180グラム、グリップの全長15cm、ブリップ上端部のスエルバット・タイプ・ブランクの対面外径約10.6mm、トップ・ガイド下の対面外径は約1.8mm。

ロッドのブランク等の基本的な状態はかなり良好なのですが、コルク・グリップがかなり破損していたこと、ガイドが数個紛失していた等の瑕疵が見られました。当店でこれらのレストアーを行ってあります。このため、現在の状態はかなり良好ですが、価格がかなりお買得になっています。下記にレストアー、瑕疵等を一覧表にいたしてあります、詳細は下記の各部の説明をご参照ください。

 
レストアー  ●全てか一部が既存分
箇所
説明
ガイド新規 スネーク5個、ストリッピング1個の計6個
ラッピング ガイド新規部と他のスネーク1か所、キーパーとグリップ周辺
フック・キーパー ラッピングの巻き直し
グリップ 類似品に新規交換、上端部のラッピングの巻き直し
瑕疵  全てか一部が既存分
テイップ

●テイップの一カ所ブランク接着面の剥離と見られる箇所が巻かれています(目立たないような仕上げのプロの作業です)

特徴・長所
全体 ロッドの基本的な状態が大変良好です。ロッドのショートなどがありません。  

 

ロッドの塗装面にはこすれや傷等がみられない大変綺麗な状態です、使用するロッド、もちろんヘドン好きな方には持つ楽しみを満たしてくれます、としてはお勧めのモデルです。3ピース、2テイップ、オリジナル布ケース付、ヘドンのロゴマークは付いていません。 当店お問い合わせ番号SA774。グレードは説明: http://www.sasanofly.com/antiqueimg/logo_antique/stars/45stars.gif説明: http://www.sasanofly.com/img/zeikomi.gif30,240(税別¥28,000)

ロッドの基本的な状態がかなり良好です。かなりのレストアーを行ってあります。 テイップ・セクションの軽微な曲がり直しをおこなってあります。

 

オリジナルがかなり欠落していたグリップの全長は約18cm、それに合わせた類似の新しいコルク・グリップと交換してあります。

”Bob Hall”と手書きのロゴが書き込まれています。フック・キーパーはヘッドン独特のタイプが付いています。グリップを交換する為にフック・キーパー、グリップ上端の飾り巻部分を取り外して巻き直しを行いました。

この部分のスネークはオリジナルの状態です。

シートのフット固定部の長さは約15cm、長いフットのアンテイーク・リールでも収納できるでしょう。フェルールのラッピング部はオリジナルの状態です。

ロッドの塗装面は大変綺麗な状態です。バットのストリッピングは欠落していたために新しいガイドを取り付け、ミドルのスネークはラッピングのやり直し、1本のテイップのスネークは欠落していたので新しい類似ガイドを取り付けました。ストリッピングを含めて計6個のガイドを新規に取り付け、1個のスネークを巻き直しました。ラッピングのスレッドのカラーは写真ほど黄色は目立ちません(分かりやすくするように色を調整してあります)。

アメリカ製のニッケル・シルバーのフェルールが付いています。日本製と異なり柔らかく差し込む事が出来ます。差込に目立つようなガタツキはありません(バットの差込が経年の摩耗で僅かにガタが見られるかもしれませんが、気になるほどではありません)、確りと固定できます。トップ・ガイドは1本がメノウ・リング付です、1本はブラック・クロームです。どちらかがオリジナルと思われます。
瑕疵について

ワイヤー・トップの付いたテイップ・セクションのトップから約22cm、2番目のスネーク・ガイドの上のフットから約4cm程が、米国に於いてすでに細いスレッドで巻かれていました。スレッドで巻かれたこちらのテイップをメインに使用していたような形跡があり、外見上も折れているようには見られません。フックが当たったか、合わせ目が少し開いたか等が推測されます。使用頻度がメノウ・ガイド付きテイップより多いように見える事からも大きな瑕疵とは思われませんが、ご考慮ください。

 

09/15/2016
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